春の訪れを感じる今日この頃。新入学や新入社、転勤などで引っ越しをされる方も多い季節ですね。
トイレは、新居を決める際に気になる場所のひとつです。
キレイで清潔なのは外せない条件ですが、床材の扱いやすさや壁紙の好み、温水洗浄便座であるかなど、確認したいことが意外と多い所でもあります。
そこで今回は、賃貸物件の内見でチェックしておくべきポイント7選をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!
便器の汚れや傷
便座の蓋は必ず開けて、中を見ておきましょう。
トイレにこびり付いた汚れはなかなか落ちにくいものです。クリーニング業者の清掃の後だとしても、経年による黒ずみや水垢が便器に残っている可能性もあります。
また、目立った傷や便器の蓋のがたつきなどがないかも確認を。
気になったときは、改善できるか不動産会社に問い合わせましょう。
水の流れ方
内見の際に水が流せる状態なら、一度流してみてください。
流れ方はスムーズか、水の勢いが強すぎたり弱すぎたりしないか、異音はしないかなどを確認しましょう。
水の流れに問題があると、詰まりや故障が起こりやすくなるため注意が必要です。
給水タンクの水位
タンクの中の水量も、できれば見ておきましょう。
水位がオーバーフロー管のウォーターラインの位置にあれば適量です。
水量が少ない場合は汚物の洗浄力が悪くなります。反対に多すぎると、水が止まらなくなったり、水撥ねの原因になります。
問題が見られる場合は、入居前に必ず改善してもらいましょう。
温水洗浄便座の動作
温水洗浄機能付き便座の場合、各機能が正常に動くかを確かめておきたいところです。
使用頻度が高いため、劣化によってボタンが壊れている可能性も。
できれば通電し、確認してみましょう。
収納棚やタオルハンガーの有無
収納棚があるか、またその大きさも確認しておきましょう。
トイレットペーパーのストックやトイレ用洗剤などを置くスペースがあると便利です。
また、トイレ内やタンクに手洗いが付いている場合、タオルハンガーもあると使い勝手がよいでしょう。
換気扇や窓の状態
換気扇の吸い込み口に埃はつまっていないか、きちんと換気できているかを確認しましょう。
吸い込みを確認するには、ルーバー部分に家庭用ティッシュペーパーを1枚当ててみてください。吸い寄せられ、貼り付けば正常に作動しています。
小窓がある場合は、窓を開けてみて、網戸の有無や建付けを確かめます。
また、窓の外の状況も要チェック!人目が気になるなど防犯面が心配なときは、カーテンやロールスクリーンの設置を検討しましょう。
掃除のしやすさ
トイレは汚れやすい場所であるため、掃除のしやすさも見逃せないポイント!
便器以外のスペースが狭すぎると、身動きがとりにくく、掃除がしづらいことがあります。用を足すのに問題がなくても、極端に狭い場合は注意が必要です。
また床材は、凹凸や継ぎ目のないものが汚れを拭き取りやすくおすすめです。無垢材などの自然素材は、水濡れに弱くシミができやすいので、扱いに少々気を遣うことも。
気兼ねなく掃除ができるのは、クッションフロアやフロアタイルといった塩化ビニルの床です。
賃貸物件内見時のトイレのチェックポイントでした。
清潔で使いやすい空間で、素敵な新生活をスタートさせてくださいね。
次回は、揃えておきたい掃除用洗剤など、新生活に必要なトイレ用品をご紹介します。
お楽しみに!