失敗しない！水道修理業者の選び方

水道は、生活に欠かせないライフラインのひとつです。
前回、水漏れの応急処置方法をご紹介しましたが、水漏れに限らず、修理の難しい水回りのトラブルが発生した際には、水道修理業者に依頼しなければなりません。
そこで今回は、どのような業者に依頼すれば間違いないか、水道修理業者を選ぶ際に確認するべきチェックポイントを６つご紹介します。

水道局指定工事店であるか

まずは、水道局指定工事店であるかどうかを確認しましょう。
各自治体の水道局は、水道法施行令に則って適切な水道工事が行える業者を、「水道局指定業者」として認定しています。
通常のメンテナンス程度の業務であれば、必ずしも水道局指定業者を選ばなければならない訳ではありません。
しかし、給水管や水栓の新設や増設、経路の変更や取り外しを伴う工事は、指定業者でなければ施工できません。配水管・給水管といった水道局の管理する設備の工事を行えるのは、水道局の指定を受けた工事店のみです。
また、公的な認定を受けているということは、技術面における一定の信頼も保証されています。上水道・下水道両方の指定を受けている事業者を選ぶのが安心です。

施工内容と料金は明確か

水道修理の依頼においてトラブルになりやすいのが、料金についてです。
必ず、作業開始前に見積もりをお願いしましょう。無料で現地見積をしてくれるような業者が望ましいです。
施工内容の説明がわかりやすく、それにかかる費用の提示が明確な工事店を選んでください。簡素すぎる見積書では、修理内容や内訳がわかりづらいこともあります。
また、対応エリアによっては出張料金が加算されるようなこともあるので、最終的にどれだけの費用がかかるのか、事前に確認が必要です。
内容や相場に疑問を感じた場合は、他店との相見積をおすすめします。

実績や口コミ

事業年数と施工数についても確認してみましょう。
創業からの歴史や、施工の実績、実例が多数あることは、信頼に繋がります。
地域での口コミ、ネット上のレビューでも信憑性の高そうなものがあれば、参考になるかもしれません。

対応時間

水回りのトラブルは、なるべく早く解決したいもの。
特に、ひどい水漏れなど一分一秒を争うような状況の場合、すぐに駆けつけてくれるかどうかも大事なポイントです。
即日対応や、24時間営業の業者は、緊急の際にとても便利です。

アフターサポートの内容

修理後の対応についても、必ず事前に確認してください。
一見きちんと直っているように見えても、後からまた水漏れが起こったり、排水詰まりが再発するようなこともあります。
修理に不備があったときや、修理後すぐにトラブルが再発した場合にどのような対応をしてくれるのか、アフターサポートについても、しっかりと把握しておきましょう。

支払い方法について

水回りのトラブルは、突然発生することも多いもの。
ケースバイケースですが、大抵の水道修理の費用は、数千円～数万円程です。
現金の持ち合わせがない場合でも、クレジットカードや電子決済、後払いができると便利です。
また、電子決済を導入している業者は、決済会社の審査を通過しているため、一定の信頼が置けます。