私たちの暮らしの三大家事のひとつ、洗濯。
「洗濯機」は、日々の生活になくてはならない家電製品だと言えます。
使用状況は、家族構成やライフスタイルによってばらつきがありますが、一般的な寿命はどのぐらいなのでしょうか。
国税庁が定める耐用年数は6年。平均寿命は6年~7年といわれています。しかし、正しく使用し、定期的な掃除やメンテナンスを行えば、10年以上もつ場合もあるようです。
大きな買い物だけに、できれば長く使いたいものですよね。
そこで今回は、洗濯機を長持ちさせるコツ6選をご紹介していきます!
設置場所や設置の仕方に気をつける
洗濯機を設置するときは、必ず水平に!
傾きがあると、使用時のガタツキや振動が大きくなり、故障に繋がります。
販売店や引っ越し業者などプロに設置してもらうのが安心ですが、水平器を確認し、個人で調整することも可能です。
また、屋外に設置する場合は、直射日光や雨が当たらないように工夫しましょう。
洗濯物を洗濯槽内にためない
便利だから…と、脱いだ衣類や使用後のタオルを洗濯機にためていませんか?
洗濯物に付いた菌や湿気は槽内に充満し、黒カビや雑菌増殖の原因となります。
洗う前の洗濯物は、通気性のよいランドリーバスケットなどで保管するのがおすすめです。
洗濯物、洗剤の量は適量に
洗濯物を詰め込みすぎると、洗濯機のモーターに負担がかかってしまいます。
規定の容量を超えないように注意し、量が多すぎる場合は回数を分けて洗いましょう。
洗濯洗剤や柔軟剤の使用も、適量を守ることが大切です。
より汚れが落ちそうだからと、多めに洗剤を入れるのは禁物。投入量が多すぎると、洗剤が溶け残って衣類を傷めるだけでなく、洗濯槽のカビの原因にもなります。
パッケージの記載を確認し、適切な使用を心がけましょう。
布製品以外の異物を混入させない
洗濯物を入れる前には、洋服のポケットの中身や汚れ具合の確認を。
小銭やアクセサリー、メモ、ティッシュといった小物が、うっかりポケットに入ったままになっていませんか?ティッシュペーパーなどの紙類は、水でふやけて思いのほか大きなゴミになります。
また、泥や砂などの汚れがひどいときは下洗いをして、洗濯槽内には入れないようにしましょう。
このような異物や汚れは、ホースや排水部分を詰まらせてしまう可能性があります。
使用後は槽内を乾燥させる
使用後少なくとも3~4時間は蓋を開けておきましょう。
洗濯槽を十分に乾燥させることで、内槽と外槽の間にカビが発生するのを防ぐことができます。
小さなお子さまやペットがいるなど、洗濯機内への侵入事故防止のため蓋を開けておけない場合は、洗濯槽の水気を拭いたり、槽乾燥機能を使うのがおすすめです。
定期的に掃除する
槽内はフィルターなど、汚れがたまりやすい部分をこまめに掃除することで、耐久性はグッと上がります。
洗濯槽
洗濯槽の汚れは、カビや雑菌を繁殖させ、故障の原因となります。
洗濯槽の掃除は、洗濯機の寿命を延ばすために非常に重要です。
月に1回程度、市販の洗濯槽クリーナーや重曹、クエン酸などを使って、汚れを落としましょう。
フィルター
洗濯機のフィルターは、糸くずやゴミなどをキャッチする役割があります。
フィルターの詰まりは、排水不良や故障の原因に。
できれば、洗濯のたびに、引っかかったものを取り除いておくほうがよいでしょう。
洗濯機を長持ちさせるコツを6つご紹介しました。
ぜひ、日々の使用やお掃除の参考にしてみてくださいね。