自宅トイレの新型コロナウイルス対策

コロナ自宅トイレ対策 TOPICS

今回はご自宅のトイレで万全にしておきたい新型コロナ感染予防対策方法をご紹介いたします。
マスクやアルコール除菌など外出時における対策は日常的に慣れてきている人は多いでしょう。
しかし、家庭環境における新型コロナ対策はしっかり行っていますでしょうか?
感染経路が分かっている人のうち家庭内感染の割合は2020年8月時点で35.7%と、感染者の3割以上が家庭内で感染しています。
参考東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料|東京都防災ホームページ

新型コロナウイルス感染症予防の3原則

まず新型コロナウイルス感染を防ぐためには、

  • 感染源を絶つこと
  • 感染経路を絶つこと
  • 抵抗力を高めること

上記3つのアクションが大事であると言われています。

自宅トイレの手を触れる箇所を知る

トイレでの接触感染を予防するには、まず手が触れる箇所を知ることが大切です。
そして手が触れる箇所をしっかりと予防することでウィルス感染の確率を大きく下げることができます。
トイレで手を触れることの多い箇所を以下にまとめました。

トイレで手を触れることの多い箇所

  • 電気スイッチ
  • ドアの取っ手
  • トイレのふた
  • 便座
  • ペーパーホルダー
  • 洗浄レバー
  • 手を洗う際の蛇口
  • ハンドソープのポンプ

自宅トイレ消毒方法

上記のような、手を触れる箇所の消毒方法を説明します。
まず目に見える汚れなどがある場合は取り除きます。
消毒する際、消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウムなど適切な消毒液を使用します。
次亜塩素酸ナトリウム消毒液(有効塩素濃度0.05%~0.5%)で清拭す際は、ペーパータオルなどに該消毒液を浸し拭いた後、水で濡らした布などで拭きましょう。※参考厚生労働省 経済産業省「新型コロナウイルス対策 身のまわりを清潔にしましょう。」
ウイルスは付着したものの上でしぶとく生存しています。
とくに手を触れることの多い箇所は使用するごとに消毒をすることをお勧めします。

自宅トイレを消毒する際の注意事項

次亜塩素酸ナトリウムの濃度は製品によって異なります。
次亜塩素酸ナトリウムは、皮膚に直接触れると炎症を起こす場合があります。
とくに目に入っていまった場合はとても危険です。
次亜塩素酸ナトリウムを利用する場合は十分な換気を行い、直接手に触れないよう家事用の手袋をしましょう。
あやまって目に入ってしまった場合は流水で流し眼科医に相談しましょう。
もしくは利用した商品の説明に則って対処してください。

換気の方法と注意点

トイレは個室です。
感染率を高める「換気の悪い密閉空間」を対策するために、空気を入れ替える換気作業をしましょう。
窓を開けて換気扇を併用することはもちろん、トイレを使用していない場合はできればドアも開けて空気の換気をしましょう。
換気回数は毎時2回以上(目安:30分に1回以上)とし、窓を数分間程度全開にするといいでしょう。
換気扇の使用頻度が高くなるので、ホコリなどの掃除もいつも以上にしておきましょう。
※参考首相官邸「3つの密を避けるための手引き!」
※参考厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の大規模な感染拡大に向けた職場における対応について(要請)」

自宅トイレ利用後の手洗い

新型コロナウイルス感染症の感染を防ぐには、石鹸による手洗いが効果的だと言われています。
手洗いすることにより感染経路を遮断することに繋がります。
特に石けんによる手洗いが効果的です。
どうしても手洗いができない環境の場合、アルコール消毒を行いましょう。

ちなみに、水で流すだけでの手洗いだったとしても、15秒程度しっかりと洗えば残存するウイルスの数は100分の1になると言われています。
石鹸を使った衛生的な手洗い(もみ洗い10秒、すすぎ15秒)であれば、ウイルスの数が10万分の1以下になる
手洗いの際は、指先、指の間、手首、手のしわなどに汚れが残りやすいため、特に念入りに洗うことが重要です。
さらに、手洗い後にしっかりと乾燥させることによってウイルスの残存数を低下させることができる
※参考厚生労働省
「新型コロナウイルス対策 身のまわりを清潔にしましょう。」

タオルの利用

手洗い後、タオルで手を拭く際、厚生労働省は、タオルを共同で利用することは避けるように注意喚起しています。
個人のタオルの利用、またはペーパータオルの使用を推奨しています。

手洗い石鹸の使用方法

石鹸には界面活性剤という成分が含まれています。
この界面活性剤は、新型コロナウイルスのようなウイルスをの活動を不活化する働きがあると言われています。
もちろん石鹸を使用しても丁寧に洗ことが大切です。

しかし、石鹸は自宅内で共用することが多いため、石鹸の表面に汚れが残りやすくなっています。
使用する際は、一度表面を水で洗ってから使用します。
その点、ポンプ式のハンドソープはポンプを押すだけで新しく綺麗な石鹸液を使用することができます。

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