体の疲れを癒すためにみなさん毎日入浴しますよね?とくに仕事で疲れた後の入浴は一息のつく至福のひと時。そんなお風呂をさらに癒しの場にしてくれるアイテムがあります。それは「入浴剤」。少しでも気持ちよく効果的に入浴をするためにお気に入りの入浴剤を入れてお風呂に入られる方も多くいらっしゃいます。
しかし、そんな入浴剤が原因でお風呂の詰まりを発生させてしまうことがあります。そんなことにならないように今回は正しい入浴剤の使用方法をご紹介します。
入浴剤がお風呂を詰まらせてしまう原因
まず、入浴剤がお風呂を詰まらせてしまう原因をご紹介します。
入浴剤の成分と浴槽の材質
みなさんが毎日入られているお風呂の浴槽の材質はご存じでしょうか?お風呂の材質は主に以下の3つのタイプが存在します。
- プラスチック製
- 金属製
- 大理石製
そして入浴剤の種類によって含まれている成分が異なります。たくさんある入浴剤の成分の中でも、以下の2つのタイプは注意が必要です。
- 塩化ナトリウム系(バスソルト)
- 硫黄系
塩化ナトリウム系(バスソルト)の入浴剤の注意点
上記の中でも最近バスソルトとして塩化ナトリムの入浴剤を入れられ人が増えています。
注意していただきたいのが、塩化ナトリウムはその成分の特性上、金属を腐食させてしまう可能性があります。海の近くに住んでいる方はご存じかと思いますが、「海の近くに車を停めていると錆びやすい」なんて話をきいたことはありませんでしょうか?ご自宅の浴槽が金属製という方はなるべく塩化ナトリウム系の入浴剤は使用は避けていただくことをおすすめします。
硫黄系
硫黄が成分として入っている入浴剤は、まるで温泉に入っている気分で疲れを癒してくれるとても素晴らしい成分ですが、こちらも使用頻度が多いという方は注意が必要です。使用頻度によっては、こちらは金属だけでなく、プラスチックや大理石などの浴槽も腐食させてしまう可能性があります。
入浴剤を正しく使用する
お風呂が大好きな人にとって入浴剤をどうしても毎日使用したい!と思う人もいらっしゃいますよね。
入浴剤は正しく使用すれば浴槽を傷めないようにすることができます。
入浴剤の仕様を確認する
浴槽を傷めず毎日入浴剤を入れてお風呂に入りたい人は入浴剤を購入する際に説明書きを確認しましょう。
説明書きに「浴槽を傷めない」などの説明が表記されているものを選ぶようにしましょう。お風呂を傷めにくい成分量に調整されているものが多く、浴槽の腐食要因を最低限に抑えて作られており安心してお風呂にはいることができます。
ソルト系はエプソムソルトがおすすめ
エプソムソルト系の入浴剤はソルト系の中でも浴槽を傷めずらい成分です、ソルト系の入浴剤が好きな人はこちらを選ぶと安心して毎日ソルト系入浴剤を楽しむことができます。
毎日浴槽を綺麗にすることを心がける
みなさん入浴剤を使用して気持ちよくお風呂に入った後、お風呂を流していますか?しっかりとお風呂を綺麗に掃除をして洗い流していますでしょうか?しっかりと入浴剤を落とさないと付着している入浴剤の成分がお風呂を傷めてしまう可能性があります。入浴剤をしようしたらしっかりと残っている成分を洗い流すことを心がけて掃除をすることで詰まりや浴槽の腐食を抑えることができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最近はサウナブームや温泉ブームから自宅のお風呂も快適に過ごしたい方も多いでしょう。入浴剤を使用すれば入浴をより快適にしてくれるでしょう。上記で述べた通り正しく使用することで入浴剤によるお風呂の詰まりを防ぐことができますのでぜひ参考にください。
万が一お風呂の詰まりが発生した場合は、東京都内や関東近郊をエリアにしている水活リンクにご連絡ください。原因を明確にし、適切なとトラブル解消を実現します。